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先進的物流施設およびテクノロジーを駆使したソリューションのリーディングプロバイダーである日本GLP株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:帖佐 義之(以下「日本GLP」)は、GLPジャパン・インカム・ファンド(以下「JIF」)が本日、Gravity AH合同会社(以下「Gravity」)を通じ、サステナビリティローン840億円、グリーンローン660億円、総額1,500億円(以下「本ローン」)の調達を実行致しましたことをお知らせします。なお、本ローンの借入に先立ちGravityが策定したサステナビリティファイナンス・フレームワークには、株式会社日本格付研究所(以下「JCR」)によるJCRサステナビリティファイナンス・フレームワーク評価において、最上位である“SU 1(F)”が付与されました。
本ローンによる調達資金は、グリーン適格クライテリア[1]およびソーシャル適格クライテリア[2]のうち一方(グリーン適格クライテリア)又は双方の要件を満たす資産である物流施設の取得資金に全額充当済みです。具体的には、サステナビリティローンは「GLP ALFALINK 相模原1」と「GLP ALFALINK 流山8」、グリーンローンは「GLP ALFALINK 相模原3」、「GLP 平塚Ⅰ」および「GLP 八千代Ⅲ」の取得資金として全額充当されています。
日本GLPはJIFのアセットマネージャーとして、サステナビリティに関する明確な目標のもと、サステナビリティファイナンスを調達している点、環境問題および社会問題へ取り組む社内体制が適切に構築され、専門的な知見を有する部署が資金使途の対象となるプロジェクトの選定およびプロセスにも関与する仕組みが確保されている点などが評価されました。また、サステナビリティに関する取り組みについては外部の専門家の意見も取り入れながら進めていることや、日本GLPがJIFの運営に関して適切な管理・運営体制を有し、高い透明性を持っていることなどから、今回、本フレームワークについて、「グリーン性・ソーシャル性評価(資金使途)」が最上位の“gs1(F)”、「管理・運営・透明性評価」も最上位の“m1(F)”、この結果「JCRサステナビリティファイナンス・フレームワーク評価」における最上位の“SU 1(F)”の評価を受けることになりました。なお、JIF は2021年のGRESB(Global Real Estate Sustainability Benchmark)[3]リアルエステイト評価においても最高位の「Green Star」を取得、また総合スコアでの相対評価による「GRESB レーティング(5段階評価)」において「4スター」を取得しております。
日本GLP代表取締役社長の帖佐 義之は、「日本GLPは、環境やサステナビリティに配慮した施設の開発・運営を通して、企業と地域の持続可能な発展に貢献できるよう邁進して参りました。このたび、GravityによるリファイナンスがJCR様のサステナビリティファイナンス・フレームワーク評価にて最上位の“SU 1(F)”を獲得しましたこと、大変光栄に思います。引き続き、我々のESGポリシーを遵守し、持続可能な社会の実現に向けて精一杯努力して参ります」と述べています。
なお、GravityはJCRより新規長期発行体格付も取得いたしましたので、併せてお知らせいたします。
格付機関 | 長期発行体格付 | 格付取得日 |
日本格付研究所(JCR) | AA-(安定的) | 2022年3月10日 |
なお、本格付けの詳細につきましては、JCRのウェブサイト(http://www.jcr.co.jp/)をご参照ください。
以上
[1] グリーン適格クライテリアとしてのグリーンビルディング
A. 以下の分類において少なくとも一つの認証を取得した新規、既存又は改修建築物
i) DBJ Green Building認証における3つ星以上、ii) CASBEE評価におけるB+ランク以上、
iii) BELS評価における3つ星以上、iv) LEED認証におけるSilver以上
B. LEEDのSilver以上を取得する予定で設計もしくは建設している新規物件
[2] 地域社会の持続的な成長への貢献(以下2つ以上に資する新規、既存又は改修建築物)
a. 災害発生時における地域住民の安全性確保、b. 子育て支援、c. 就業者(運送関係者含む)の労働環境改善
[3] GRESBは、不動産セクターにおけるESG(Environment、Social、Governance)に係る取組みを測る機関として2009年に創設され、ベンチマーク指標は、1)マネジメント、2)ポリシーと開示、3)リスクと機会、4)モニタリングと環境管理システム、5)パフォーマンス指標、6)グリーンビルディング認証、7)ステークホルダーとの関係構築などの7項目から構成されています。各スコアにおいて好評価を得た参加者にのみ与えられる「Green Star」は、絶対評価による4分類の中で最も高い評価です。2021年は、世界各国の1,520の上場・非上場の不動産会社・ファンドが本調査に参加しており、GLPは不動産会社・運用機関メンバーとして GRESB の活動をサポートしています。
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