News center
この記事のURLとタイトルをコピーする
【シンガポール、2015年2月27日】
中国、日本、及びブラジルにおける先進的物流施設のリーディンググローバルプロバイダーであるグローバル・ロジスティック・プロパティーズ・リミテッド(以下「GLP」)は、81億米ドル(約9,733億7,700万円)[1]の米国で最大級の物流施設ポートフォリオを取得完了したことをお知らせいたします。2015年8月までに、GLP当初の持ち分55%から10%にする予定です。本ポートフォリオは、ブラックストーンが全額出資していたインコ・プロパティーズ(IndCor Properties)で、今後GLPによって再ブランド化され、運営されていくことになります。
このポートフォリオは総延床面積1,100万㎡の、多様な顧客基盤を有する質の高い物流施設で構成されています。また、それらの物流施設が所在する立地は、参入が困難と言われる人口100万人以上の主要なマーケットに集中しており、Eコマースの配送拠点として申し分のない立地です。2015年1月31日時点の稼働率は91%で、GLPは今後さらなる稼働率上昇に注力します。
GLPの最高経営責任者であるミン・メイは、「この取引は、今後の成長に向けた強固なプラットフォームとなると同時に、米国マーケットへの参入を可及的に実現することになります。世界のベストな物流不動産マーケットで業務を展開し、ファンド・マネジメント・プラットフォームを成長させるという我々の戦略に合致したものと言えます。また、米国のチームがGLPに参画することもさらなる強みとなることでしょう」と述べています。
現在、投資家からの申し込みは超過となっており、多様な投資家がデュー・デリジェンスの段階にあります。GLPは2015年8月までに、持ち分を55%から約10%に引き下げるファンド・シンジケーションが成功裏に完了するとみています。また、GICは45%の持ち分を保有します。
GLPは今後、インコ・プロパティーズを運用会社としていた、ブラックストーン・グループの関連不動産ファンドから取得したポートフォリオを運営していくことになります。これは、世界のベストな物流不動産マーケットでファンド・マネジメント・プラットフォームを通じてビジネスを拡大するというGLPの成長戦略と合致したもので、総運用資産は204億米ドルとなっています。
以上
[1]為替レートは2014年12月5日終値。1米ドル=120.17円。
この記事のURLとタイトルをコピーする
施設や入居についてのご相談、日本GLPへの用地のご紹介に関するお問い合わせなどを以下のフォームよりお受けしております。