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【シンガポール、2015年11月5日】
先進的物流施設のリーディングプロバイダーであるグローバル・ロジスティック・プロパティーズ・リミテッド(以下「GLP」)は、45億5,000万米ドル[1]相当(約5,558億2,800万円[2])のポートフォリオの取得を完了し、中国人寿保険と他の主要なグローバル機関投資家2社とGLP US・インカム・パートナーズII[3]を設立します。2016年4月までにさらに投資家が加わる見込みであり、GLPのポートフォリオ持ち分は10%以下に引き下げていきます。
GLP US・インカム・パートナーズIIの概要
投資家 |
持ち分[4] |
備考 |
契約済の投資家 |
66% |
中国人寿保険と他の主要なグローバル機関投資家2社 |
交渉中の投資家 |
~24% |
2016年4月までにさらに他の投資家が加わる見込み |
GLP |
10%以下 |
GLPの持ち分は10%以下に引き下げていく |
合計 |
100% |
GLPの最高経営責任者であるミン・メイは、「このポートフォリオでGLPとパートナーを組みたいという投資家の需要は旺盛で、今回主要なグローバル機関投資家3社と共に取得を完了することができ、大変嬉しく思っています。今回の取引はファンド・マネジメント・プラットフォームを通じて世界の最良な物流不動産マーケットでビジネスを拡大するというGLPの成長戦略と合致しています」と述べています。
GLP US・インカム・パートナーズIIは45億5,000万米ドル相当(約5,558億2,800万円)のポートフォリオをインダストリアル・インカム・トラストからキャップレート5.6%[5]で取得しました。GLPがアセット・マネジャーを務めます。最先端のAクラスの物流施設で構成され、米国における最も質の高いポートフォリオの一つであり、主要な20のマーケットに渡る総賃貸可能面積は約540万㎡(5,790万平方フィート)です。取得ポートフォリオの97%はGLPの既存の米国プラットフォームと重複することから、2つのポートフォリオの運営能力の向上とグローバルなカスタマーリレーションシップの強化により大きなシナジー効果が期待されます。
この取引でGLPの米国での物流施設ポートフォリオの総延床面積は50%増の1,610万㎡(1億7,300万平方フィート)まで拡大し、GLPは米国マーケットへの参入からわずか1年で米国第2位の規模の物流施設の所有・運営者となります。それと同時にGLPは中国、日本、ブラジルにおける最大のプロバイダーでもあります。
M3キャピタル・パートナーズ(香港)はGLP US・インカム・パートナーズIIの設立に関してファイナンシャル・アドバイザーを務めています。
本資料は、グローバル・ロジスティック・プロパティーズ・リミテッド(シンガポール)が11月5日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に翻訳・編集したものです。本資料の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先します。http://www.glprop.com/press-releases/をご参照ください。
以上
[1] 取引コストにより変動する可能性あり。
[2] 為替レートは2015年7月28日終値。1米ドル=122.16円。
[3] 投資家のGLP US・インカム・パートナーズIIへの参加はそれぞれの本国と米国における規制当局による承認が必要。
[4] 個々の数値と合計額との相違は四捨五入に起因。
[5] 投資初年度営業純利益利回り(現金ベース)。
[6] 2015年9月30日時点で発表したGLPの決算を基に算出。
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