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- GLPのNAV(純資産価値)は10億人民元(1株当たり5シンガポールセント)増加
- 開発ジョイント・ベンチャーの用地は260万㎡に渡る;GLPはCMSTDの再開発事業の優先パートナーに
【シンガポール、2015年12月10日】
先進的物流施設のリーディングプロバイダーであるグローバル・ロジスティック・プロパティーズ・リミテッド(以下「GLP」)は、China Materials Storage and Transportation Development Company(CMSTD)の15.5%の株式への戦略的投資を完了しました。
昨年、GLPは中国最大の国営物流施設プロバイダーで、豊富な物流施設を所有し、且つ国内の一等地を保有するCMSTD(SH:600787)と戦略的パートナーシップを結びました。この協力関係は開発ジョイント・ベンチャー設立やGLPのCMSTDへの出資など広範なものとなります。
GLPの最高経営責任者であるミン・メイは「GLPのCMSTDへの出資は中国以外の国の企業による中国国営物流企業に対する最大の投資です。われわれの中国コンソーシアムのパートナーは、GLPを急速に成長させるこのかつてない大規模なクロスボーダー取引の遂行に貢献しました。CMSTDとのパートナーシップによりGLPはマーケットリーダーとしての地位を強固にし、『ネットワーク効果』が一層強化されます」と抱負を述べました。
戦略的投資
GLPはCMSTDの株式15.5.%を20億人民元[1](3億1,100万米ドル)で取得しました。一株[2]当たり5.86人民元の価格は上海証券取引所での直近の取引株価を43%ディスカウントした価格です。この取引によりGLPのNAV(純資産価値)は10億人民元(1億5,800万米ドル)、もしくは一株[3]当たり5シンガポールセント増加しました。そしてGLPはCMSTDの第2番目の大株主となり、取締役会11名の内、3名を占めることになります。
開発ジョイント・ベンチャー
CMSTDの株式取得に加えてGLPはCMSTDと開発のためのジョイント・ベンチャーを設立します。GLPはこのジョイント・ベンチャーの49%を所有し、50%まで所有権を増やすオプションを有します。ジョイント・ベンチャーは36億人民元(5億6,200万米ドル)以上を投資し、中国全土で260万㎡の土地の内、130万㎡の建設可能用地を開発する予定です。 さらにGLPはCMSTDの既存の土地と施設の再開発に関して優先的に共同投資する権利を持ち、設立するジョイント・ベンチャーは今後、CMSTDの所有する物流用地に対して優先的選択権を持つことになります。合計するとGLPはCMSTDの所有する900万㎡[4] を超える規模の土地にアクセスできることになります。
本資料は、グローバル・ロジスティック・プロパティーズ・リミテッド(シンガポール)が12月10日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に翻訳・編集したものです。本資料の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先します。http://www.glprop.com/press-releases/をご参照ください。
以上
[1] 記載がない限り、すべての為替レートは1米ドル=6.41人民元
[2] 2014年8月21日、CMSTDは、株式を2対1で分割し、1株当たり0.05人民元の配当を支払い、2015年4月30日、CMSTDは1株当たり0.03人民元の配当を支払った。最終取得価格は、当初合意価格の1株当たり11.82元の半分で、配当支払いを調整したもの。
[3] 2015年12月9日に取引された1株当たり10.35人民元に基づく。GLPが66.2%を保有するGLP中国持株会社が株式を保有する。
[4] うち、400万㎡が建設可能地と予測。
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