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・ 日本における最大規模の不動産私募ファンド
・ 募集額の2倍を超える応募があり、ハードキャップ(上限額)である4,120億円でクローズ
先進的物流施設およびテクノロジーを駆使したソリューションのリーディングプロバイダーであるGLPは本日、日本における物流施設開発戦略の旗艦ファンドである「GLPジャパン・デベロップメント・パートナーズIV」(以下「GLP JDP IV」)のファイナルクローズ(最終資金募集終了)の完了を発表しました。北米、アジア、中東の代表的な年金基金、政府系ファンド、保険会社などの多様な投資家グループが参加し、募集上限額である4,120億円(約37億米ドル)を調達しました。
「GLP JDP IV」は、2018年に設立された前身の「GLP JDP III」と比較して資産規模は約65%拡大し、日本に特化した不動産私募ファンドでは過去最大の資金調達額となります。運用資産は1兆円(約91億米ドル)以上の規模に達する見込みです。
「GLP JDP IV」は、おもに首都圏および関西圏での先進的な物流施設開発を目的として2021年10月に設立され、当初の目標額である3,000億円に対し、2倍を超える申し込みがあり、ハードキャップ(上限額)の4,120億円でクローズしました。今回のセカンド・クローズでは国内外の9機関の投資家から総額1,010億円(約8億9,000万米ドル)の資金を調達し、物流不動産セクターに対する投資家の強い投資意欲と需要が引き続き旺盛であることを示しました。
GLPは日本市場において積極的に事業を展開しており、GLPのオープンエンド型私募物流ファンドのコア戦略である「GLPジャパン・インカム・ファンド」(以下「GLP JIF」)の出資総額は3,000億円(約26億米ドル)を突破しました。「GLP JIF」は、日本国内の高品質で高い効率性を有する物流不動産に投資し、長期的に安定したリターンを提供することを目的として、2020年8月に設立されました。これまでに50機関を超える国内外の機関投資家パートナーが「GLP JIF」に参加しています。
GLPのファンド・マネジメント担当マネージング・ディレクターであるラルフ・ウェッセルは、「『GLP JDP IV』の資金調達がこのような短期間で成功したことは、投資家の皆様からの強い信頼の証でもあります。当社の主力ファンドの一つであるオープンエンド型の『GLP JIF』に参加された国内機関投資家も、このたびGLPの開発型ファンドシリーズに初めて参加され、物流施設アセットに対して国内機関投資家の関心も高まっていることがわかります。私たちのパートナーである機関投資家の皆様に、こうした投資機会を継続的に提供できることを嬉しく思います」と述べています。
日本GLP代表取締役社長の帖佐 義之は、「このたび、当社の主力ファンドである物流施設開発ファンドシリーズの第4弾の資金募集を完了できたことを嬉しく思います。また、戦略的パートナーからの強力なサポートにも感謝しています。私たちの成功と成長は、積極的な資産運用、エコシステムの構築、刷新的なテクノロジーとイノベーションによる価値の高いかつ独創的な開発を実現することを目指してきた当社のチームの努力と献身なしには実現できませんでした。私たちは、これまでの実績をもとに、革新的な新たな戦略を描き、成長を促進し、そしてカスタマーと投資家の皆様への貢献を続けてまいります」と述べています。
日本におけるGLPの物流事業は、延床面積約1,000万㎡(約1億800万ft²)を超える竣工済み物件、開発中物件、保有する土地などの幅広いポートフォリオを有しています。GLPの日本における物件全体の稼働率は99%と高い水準を維持しています。
2011年以来、GLPの日本における開発ファンドは270万㎡(約2,900万ft²)を超える最先端で高効率の開発を行っており、デザインや建物の仕様の面で業界のベンチマークとなっています。また、GLPの日本国内の開発ファンドで開発された物件の80%以上(延床面積による)が環境認証を取得しており、その中にはLEEDゴールドが9件、LEEDプラチナ3件が含まれています。開発にあたっては、LEED、CASBEE、ZEBなどの環境認証を取得することを目指しており、エネルギー使用量を相殺するためのソーラーパネルを設置し、託児所、レストラン、コンビニエンスストアなど、従業員や地域コミュニティの福利厚生をサポートする設備も装備しています。
今回の「GLP JDP IV」の設立により、GLPは5つの私募ファンドと1つの上場J-REITを通じ、日本国内で300億米ドルを超える物流施設を運用することになります。
以上
本資料は、GLP Pte. Ltd.が1月19日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に翻訳・編集したものです。本資料の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先します。https://www.glp.com/global/global_newsをご参照ください。
[1] 記載がない限り、為替レートは全て2022年1月14日時点の1米ドル=113.83円。
GLP Pte Ltd.について( https://www.glp.com/global/)
GLP Pte. Ltd. (GLP)は物流、不動産、インフラストラクチャー、金融をはじめとするセクターおよびその関連テクノロジーを対象とする世界的な投資会社です。投資および施設運営の専門知識を有し、顧客そして投資家の皆様に新たな価値を提供しています。日本、ブラジル、中国、ヨーロッパ、インド、米国、ベトナムにおいて事業を展開しており、1,200億米ドル超(2021年12月末現在)の資産を運用しています。
日本GLP株式会社について( https://www.glp.com/jp)
日本GLP株式会社は、2009年3月に設立されたGLPの日本法人です。日本の主要な物流拠点を網羅する都市で、170棟・総延床面積約1,000万㎡の物流施設を運営しており、都市の生活や経済活動を支える重要なインフラとしての、高機能かつ環境にも配慮した物流施設を提供しています。GLPでは、事業展開している地域社会およびその環境に配慮し、持続可能な社会の形成に貢献すべく包括的なESGポリシーを策定しています。
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