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次世代の社会インフラである物流施設、データセンター、再生可能エネルギーと関連テクノロジーのビジネスビルダーであり、施設の開発・運営を行う日本GLP株式会社(本社所在地:東京都中央区、代表取締役社長:帖佐 義之、以下「日本GLP」)は、沖縄県浦添市で延床面積61,968.35㎡の先進的物流施設「GLP 沖縄浦添」の竣工式を本日執り行いましたのでお知らせします。「GLP 沖縄浦添」は、シンバホールディングス株式会社(本社所在地:沖縄県浦添市、代表取締役会長CEO:安里 繁信)傘下で沖縄県下最大規模の物流会社である株式会社あんしん(本社所在地:沖縄県浦添市、代表取締役会長:安里 享英、以下「あんしん」)が専用施設として一棟全体を利用し、同社の「あんしん総合流通センター」が稼働します。
「GLP 沖縄浦添」は、日本GLPが沖縄県で初めて開発した施設です。県内最大規模の先進的物流施設として、あんしんと協働で開発を進め、あんしんの基幹施設「あんしん総合流通センター」として活用されます。今回の入居に際し、日本GLPの物流施設開発・運営におけるリーディングカンパニーとしてのこれまでの実績やノウハウ、カスタマーに寄り添った施設設計と最先端の施設仕様、そしてGLPコンシェルジュ[1]といったソフトサービスなどを評価いただきました。日本GLPは今回の沖縄県初進出を契機に、広く物流業の発展をサポートしていきます。
【当施設の立地】
・ 沖縄県の物流の玄関口である那覇市に隣接する浦添市に立地し、浦添北道路・臨港道路浦添線の開通により物流施設に適したエリア。
・ 重要港湾の那覇港から約6.4km、那覇空港からは約12.5km、また沖縄自動車道「西原IC」より約6.0kmと物流拠点として優れたアクセスを有し、県内の広域配送拠点に最適な立地。
【当施設の特長】
・ 3階へのスロープを設けることで、2フロア(1-2階、3-4階)での効率的なオペレーションを可能にするとともに、バースの設置階である1・3階はブレースのない構造とすることで、搬入出業務の効率化を図る。
・ 垂直搬送機や荷物用エレベーターの設置により縦搬送能力を強化。床荷重は重量物や大型パレットに耐えうるものに設定し、1階全体の床荷重は飲料の保管に適した設計。
・ 軽自動車の保有台数が多い沖縄県の情勢を配慮し、軽自動車用の駐車場を含めて約270台分の駐車場を用意し、周辺エリアからの通勤アクセスの利便性を確保。
・ 就労環境への配慮として、カフェテリアの整備や展望デッキを設置し、快適性の向上を図る。
【当施設のサステナビリティについて】
・ BCP対策として、非常用発電機および電気室を上層階に設置するなど、万一の高潮などへの備えにも対応。
・ 防錆や防風・防水対策など気候風土に合わせた設計を行い、施設の高い継続使用性を確保し、あんしんの業務の継続に寄与。
日本GLP代表取締役社長の帖佐 義之は、「日本GLPの沖縄県での初開発となる『GLP 沖縄浦添』の竣工を無事迎えることができ、大変嬉しく思います。『GLP 沖縄浦添』は、物流が集積し大きな発展が期待されるプライムエリアである那覇・浦添エリアに位置した希少な先進的物流施設です。沖縄県において旺盛な物流ニーズが見られる中、あんしん様が取り扱う幅広い種類の荷物に対応した最適な機能を備え、施設で働く皆様にも快適で働きやすい施設をご提供し、あんしん様の益々の事業の発展に貢献したいと思います。そして高品質で地域のニーズにマッチした先進的物流施設を提供することで沖縄の物流の発展をサポートしてまいりたいと思います」と述べています。
あんしん代表取締役会長の安里 享英氏は、「日本有数の物流不動産デベロッパーである日本GLP様の開発で、このたび県内で希少な先進的物流施設である『GLP 沖縄浦添』が無事竣工できたことを、非常に喜ばしく思います。沖縄県は、世界に冠たる観光地であり、全国で唯一の島嶼県です。『あんしん総合流通センター』では、高いクオリティの物流機器や物流システムはもちろんのこと、『沖縄県』に最適な人と自動化のハイブリット物流を構築しております。今後、同センターが、沖縄本島全域を網羅するマザーセンター、宮古島・石垣島等の離島への供給センター、南九州等の本土のサテライトセンター、そして国際物流センターとして、物流におけるあらゆる機能提供により、沖縄県経済の発展に少しでもお役立ちできればと考えています」と述べています。
■施設写真
エントランス
エントランス内観
倉庫内観
展望デッキ
■施設概要
施設名:「GLP 沖縄浦添」
所在地:沖縄県浦添市牧港5丁目1074番13、35
敷地面積:28,905.00㎡
延床面積:61,968.35㎡
構造:地上4階建て、耐震・鉄骨造
着工:2021年10月
竣工:2023年2月
認証取得:CASBEE(新築)認証(予定)、ZEB Ready認証
以上
日本GLP株式会社について(https://www.glp.com/jp)
日本GLP株式会社は、2009年に設立されたGLPの日本法人で、同年3月に事業を開始しています。日本の主要な物流拠点を網羅する都市で、約170物件以上・総延床面積約1,000万㎡の施設を開発・運営しており、都市の生活や経済活動を支える重要なインフラとしての、高機能かつ環境にも配慮した物流施設を提供しています。また、新規事業としてデータセンター、再生可能エネルギー事業を展開しています。GLPでは、事業展開している地域社会およびその環境に配慮し、持続可能な社会の形成に貢献すべく包括的なESGポリシーを策定しています。
GLP Pte Ltd.について(https://www.glp.com/global/)
GLPは、物流不動産、データセンター、再生可能エネルギー及び関連テクノロジーの開発及び運営を行う世界有数の事業会社です。施設運営の専門知識を有し、高品質のビジネスを構築、拡大し、顧客の皆様のために価値を創造しています。アジア、ヨーロッパ、南北アメリカの17カ国で資産を保有し、事業を展開しています。GLP Capital Partners(GCP)は、2022年12月31日現在、46のファンドで約1,250億ドルの運用資産を有する不動産投資とプライベート・エクイティ投資に特化した世界有数のオルタナティブ・アセット・マネジメント会社で、GLPの専属の投資顧問およびアセットマネジメント会社です。
株式会社あんしんについて(http://anshin.symba.jp/)
株式会社あんしんは、1965年個人での運送業として創業、1981年に法人設立した企業です。県内外の取引先様への「お役立ち」と「物流機能提供」という観点から、変化していく時代に対応し、沖縄県内におけるフルアセット(物流センター・車両・物流システム等)による物流の構築に加えて、東京・大阪・福岡の営業拠点を通して取引先様への本土⇔沖縄間のサプライチェーン・マネジメントを物流で支える総合物流業へと進化し続けています。2000年には共同配送のビジネスモデルが評価され、沖縄県より「ビジネスオンリーワン賞」を受賞し、2015年には沖縄と世界有数のハブ港が立地する台湾との物流連携をイメージした「沖縄・台湾ダブルハブ構想」を打ち出し、輸入貨物増大による物流コストの低減や輸出貨物の増大に向けた各種取り組みも推進しています。
【本リリースに関する問い合わせ先】
日本GLP広報担当(IFC):竹江 電話:03-5532-8921
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